「健康」の視点から「環境」を考える

 地球環境における都市化、産業化、複雑化、高度化、グローバル化の進展や経済効率の優先などに伴い、難燃剤や可塑剤などの化学物質や微小粒子状物質PM2.5といった環境汚染物質が、身の回りに溢れる様になりました。これら環境汚染物質の中には、人体や環境に悪影響を及ぼし、健康リスク、環境リスクとして捉えられるものもあります。しかし、一般に流通する化学物質さえ、毒性影響は一部評価されているものの、免疫・アレルギー系、生殖・内分泌系、神経・行動系等に及ぼすかく乱影響や経世代的な影響が十分に明らかにされているとはいいがたいのが現状です。
 当研究室、環境衛生学講座は、健康影響が危惧される、これら環境汚染物質のリスク評価、影響メカニズムの解明を主な指針とし、化学物質の曝露量とその影響について、量‐影響関係、及び、作用機序を見出すための研究を実施しています。健康リスク評価に関し、その手法を確立し、人の健康被害を未然に防ぐ事を目標としています。

 

最新情報

         
2023年4月12日
新4回生が2名配属されました。メンバーリストを更新しました。
2023年4月1日
松田知成教授が着任しました。       
2023年3月23日
研究室イベントを実施しました。
2022年11月16日
2022年の研究業績を追加しました。
2022年09月26日
研究室イベントを実施しました。
2022年09月13日
当研究室所属の大森一生くん(修士2年)が日本免疫毒性学会にて、学生・若手優秀発表賞を受賞しました!
2022年07月02日
石川良賀 特定助教が日本毒性学会にて、優秀発表賞を受賞しました!
2022年04月27日
当研究室に新4回生が2名配属されました。メンバーリストを更新しました。
2022年04月13日
環境衛生学講座のHPをリニューアルし、研究業績とメンバーリストを更新しました。
2022年03月05日
当研究室の研究内容が「NHKワールド」にて紹介されました。
2021年10月01日
上田佳代准教授が北海道大学(教授)へ栄転されました。
2021年07月25日
京都大学桂図書館のHPに、石川良賀特定助教の記事が掲載されました。
2021年02月04日
京都大学のHPに研究成果が掲載されました。
» 過去のお知らせを見る